「前の歯科医院では○○と言われました」と自院の方針を理解してもらえない

この連載では、組織を成長させるマネジメント方法のベストプラクティスとして、2,000社以上が導入してきた「識学」のコンサルタントである冨樫 篤史が、歯科医院の経営で悩んでいる院長の相談に対して、その課題解決のアドバイスを提言します。

■相談内容:以前の歯科医院の評価制度や育成方法と比べられて困っています

Q(相談に来た歯科院長):最近、中途採用で入った歯科衛生士から「前の医院では、私の▲▲▲の部分を高く評価してもらいました」「前の医院では、こう教わってきました」ということを何度か言われてしまいます。うちの医院のやり方を覚えてほしいのに、なかなかうまくいきません。どうすればいいのでしょうか。

A(冨樫):「評価制度」や「人材育成」に関するご相談ですね。現在は、どのような評価制度や人材育成を行っているのでしょうか。

Q:それが……、実はちゃんとしたものがなくて困っているんです。

A:なるほど。識学では、組織にゆがみをもたらす5大要素として「評価」「育成」が挙げられます。正しい評価や育成の制度がなければ、組織の成長を阻害する要因になってしまいますよ。

Q:え……、どういうことですか?