私はこれで大失敗!採用してはいけない歯科衛生士

こんにちは。【あきばれホームページ】歯科事業部長の長谷川です。

人の本質を見抜くことは、とても難しいもの。
ましてやたった一度の面接で、「良い人材か」を判断するのは容易ではありません。

「スタッフの採用で失敗した」
「面接で見抜けなかった」

このような経験をしたことのある先生方も多いのではないでしょうか。

300人以上の歯科衛生士の採用を行ってきた私も、「採用しなければよかった…。」と失敗することが多々ありました。
しかし、「採用してはいけない人」という基準を設けたことで、失敗が少なくなり、徐々に良い人材を確保できるようになっていったのです。

私が考える「採用してはいけない人」の特徴とは?
面接でその人の本質を見抜くポイントについてご紹介したいと思います。

退職理由が「他責的」な人

私が考える採用してはいけない人の特徴は、「退職理由が他責的な人」です。

面接の際、私は必ず前職を退職した理由について尋ねます。
複数回転職している場合は、それぞれの理由を確認しています。
このとき、他責に終始している人は絶対採用しないと決めています。

退職理由を尋ねると、「勤務先の〇〇が良くなかった」「院長が〇〇で~」など、前職の批判をする人が多いことに驚きます。

しかし、何かしらの環境要因があったにしろ、自分にも至らない点があったはず。
にもかかわらず、自身を省みることなく、問題や責任を他責のみに終始する人は少なくありません。

このような他責思考の人は、当事者意識に欠けているため、転職してもまた同じことを繰り返す傾向にあります。

だから私は、「退職理由が他責的な人」を絶対に採用しないと決めているのです。

採用失敗のもと!「共感」に要注意

私の中でこのような基準を設ける以前は、

「そういう問題ある医院もあるって言うしなあ」
「それは可哀そうに…」

たとえ他責的な理由であっても、このように共感し、採用してしまうことがありました。
しかし、このような採用は妥協したも同然。
結果、大失敗します。

なぜ、共感してはいけないのか?
私が面接したA子さんの例をご紹介しましょう。

3回の転職歴があるA子さんは、退職理由について次のように語っています。
※ちなみにA子さんはすでに退職しています。

矯正歯科以外にも挑戦してみたかった 

A子さんは、新卒で5年働いた矯正専門の歯科医院の退職理由を、次のように話しています。

「矯正専門歯科医院だと経験できることが少なかった。他の医院でさまざま経験してみたい。」
よくある退職理由ですね。

それに対し私は、
「矯正専門歯科医院であれば、SRPの経験を積めないことはわかっていたはず。なのに、なぜ新卒で就職を決めたの?」
と返します。

すると、
「矯正専門歯科医院は給料が良いと聞いていたから。」
と話してくれました。

つまりそれは、A子さんは待遇に惹かれて就職してみたが、思うように給与が上がらなかったため、退職したということです。
一般的に給与面での不満から転職を決める人は少なくありませんから、よくあることだろうと思う方も多いでしょう。

しかし、A子さんは昇給しない理由が自身にある可能性を全く考えていませんでした。
自身を省みることはせず、他責に転じていたのです。

先輩にいじめられたから

A子さんが次の職場の退職理由として挙げたのが、先輩にいじめられて辛くなったというもの。
「5年も衛生士をやっているのに、なんでこんなこともできないの!」

と、SRPができないことについて先輩たちから嫌味を言われ続けていたようです。
先輩たちにきつく言い続けられたこと、院長も含め助けてくれる人がいなかったことを、切々と語っていました。

A子さんは歯科衛生士の資格は保有しているものの、前職の矯正専門医院では歯周病治療に携わることがなかったため、SRPの実務経験はほとんどありません。
これを聞いて、「可哀そうに…」と同情してしまう方もいらっしゃるのでは?

でもA子さんは、自分が未熟だから嫌味を言われてしまうことに気づいていません。
「経験がないのだからできないのはしょうがない。先輩や院長は酷い!」それだけ。
理由を他責にし、自分を省みていなかった様子がこのような場面でも見受けられたのです。

院長がひどい人だった

これまでのような理由で2件の医院を辞め、A子さんは別の矯正専門歯科医院へと転職します。
しかし、ここも半年ほどで辞めてしまったそうです。
理由は、「院長が酷い人だった」から。

その医院では、矯正治療中にPMTCをしなかったため、ブラケットの下でカリエスが進行してしまう患者さんが多くいたようです。
そのため「こんな先生の元で働けない!」と退職を決めたということでした。
A子さんはまたもや、院長がいかに酷いかということを語っていました。

「そんな医院、辞めて当然!」と思ってしまいますよね?

確かに、医院の治療方針は良いものではありません。
しかしA子さん自身、そのような患者さんを目の当たりにし、何らかの行動を起こしたのでしょうか?

思うことがあるなら、自分にできることを考え、行動しているはず。
にもかかわらず、院長が酷い人だからという理由に変換し、退職理由にしてしまうのは他責的思考の表れだと思います。

他責思考は矯正できない

このように切に訴えられると、自身の感情も流されてしまうもの。
しかし、「共感」「同情」してしまうと、応募者の本質を見抜くことが難しくなります。

実は、このような退職理由を話してくれたA子さんを、私は採用しました。

そう、これは私の「失敗談」です。
他責思考であるという問題点に気づくことができず、その結果、採用後のマネージメントで大変苦労することとなりました。

他責思考の人は、当事者意識に欠けています。
さまざまなアプローチによって矯正を試みても、おそらく、かけた労力分報われることはないでしょう。
性格を矯正するようなものなのですから。

この教訓を胸に、私はたとえ同情や共感することがあったとしても、「退職理由が他責的な人」を絶対に採用しないと決めたのでした。
私の経験が皆様のお役に立てれば幸いです。

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