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(画像=Nitiphol/stock.adobe.com)

「2050年カーボンニュートラル」の一環として政府は、2030年代半ばまでにガソリン自動車の新車販売を禁止すると発表しました。

世界的なEV化が進むと同時に、周回遅れだといわれていた日本の自動車メーカーも、続々と新型EV車を発表しています。

2021年はまさに、EV元年。 EV車が一般ユーザーへ普及していくに違いありません。

今回は、世界中で注目されている新型EV車を、いくつかピックアップしてご紹介します。

1.自動車業界は今100年に一度の【変革期】

自動車業界に変革期をもたらせるキーワード「CASE」。

「Connected」「Autonomous」「Shared&Services」「Electric」の4つの頭文字をとったもので、特に「Electric(電動化)」の技術革新に注目が集まっています。

次世代自動車にはEV・HV・PHV・FCVがありますが、EV(完全電気自動車)には幅広い層からの関心が寄せられているようです。

その理由としては、

  1. 航続可能距離が大幅にアップ
  2. 充電インフラの進化&普及率向上
  3. 補助金制度の充実

この3点が挙げられます。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

2.次世代自動車が広まる理由

今までは航続可能距離の短さから、購入を迷っていた方も多いでしょう。

しかし、新型EV車のなかには最大610㎞、東京~大阪間を無給電走行可能なものまで登場するなど、これまでの課題を一気に解決する航続距離を実現しています。

EV長距離ドライブの不安は解消されたといっても良いでしょう。

EV普及のカギを握るといわれていた充電設備の拡大も同じ。

現在の国内充電スポットは急速・普通充電を合わせると約3万基と、施設数はガソリンスタンドとほとんど変わりません。

最大100kw出力の充電器による充電時間の短縮化、集合住宅等を含む住宅への充電器設置拡大が、EV普及を加速させていくだろうと考えられています。

EV車はエコカー減税と補助金制度が充実しているのも、メリットです。

国からの補助金に加え、次世代環境対応車の普及を推し進める都道府県や市町村からも、それぞれ補助金を受けられる可能性があります。

東京都足立区で日産リーフ現行モデルを購入すると、国・東京都・足立区から合わせて最大82万円の補助が受けられ、車両本体価格が約332万円→約250万円となります。(2021年4月時点)

「EV車は高い」という概念が無くなりつつあるため、法人・個人ユーザーともにより一層EV化されていくことでしょう。

それでは、2021年注目の新型EV車をご紹介してまいります。

【トヨタ】レクサスUA300e

トヨタ自動車株式会社
(画像=トヨタ自動車株式会社)

参照:レクサス公式サイト
価格 5,800,000円~

ブランド初のEV車となる「UA300e」。

容量54.4kwhのリチウムバッテリー搭載で航続可能距離は367㎞を実現しています。

UXをベースとした「奥深い走り」はそのままに、電気自動車らしい先進的なコックピットが特徴的です。

【マツダ】MX-30 EV

マツダ株式会社
(画像=マツダ株式会社)

参照:マツダ公式サイト
価格 4,510,000円~

マツダ初となるピュアEVの「MX-30」は、モダンエクステリアとフリースタイルドアが目を引くデザイン。

フル充電での航続距離は200㎞、取り回しの良いサイズ感で、街乗りにピッタリのEV車となっています。

【日産】アリア

日産自動車株式会社
(画像=日産自動車株式会社)

参照:日産公式 電気自動車特設サイト
価格 約500万円~の見込み(2021年中頃発売予定)

同社EV「リーフ」よりも多くの技術を搭載して登場予定の「新型アリア」。

搭載バッテリーは65kwhと90kwhから選択可能かつ、最大出力130kwhの急速充電対応となっており、30分の充電で約375㎞航続できます。

【BMW】ix3

BMW JAPAN
(画像=BMW JAPAN)

参照:BMW公式サイト
価格 1,000万円~の見込み(2021年発売予定)

「ix3」は現行モデルのx3をピュアEV化した、BMW初の完全EV車。

70kwhのバッテリー搭載で航続可能距離は約400㎞のうえ、すべての運転動作をAIを中心としたシステムが行う自動運転レベル4をクリアするシステムも搭載しています。

【メルセデスベンツ】EQA

ダイムラーAG
(画像=ダイムラーAG)

参照:メルセデスベンツ公式サイト
価格 7,900,000円~

メルセデスベンツEQシリーズ第2弾となる新型EV車の「EQA」。

日本の道路状況にマッチした取り回しの良さと、SUV型で使い勝手の良さを両立させています。

66.5kwhバッテリー搭載で航続可能距離は486㎞と、電気自動車ならではの静寂性はもちろん、鋭いレスポンスも兼ね備えた一台です。

【テスラ】モデルY

Tesla, Inc
(画像=Tesla, Inc)

参照:テスラ公式サイト
価格 約4,360,000円~ 高級電気自動車といえば、やはり「テスラ」が挙げられます。

2020年より量産開始すると発表された「モデルY」は、最上位グレード「パフォーマンス」で航続距離480㎞に到達。

15インチセンタータッチスクリーン・イマ―シブサウンドシステム・オールガラスリーフなどといった多彩な装備と最高クラスの安全装備を兼ね備えています。

ここまで、2021年注目のEV車をお伝えしてまいりました。

世界的なSUVブームとあって、EV車でもSUVラインナップが充実しています。

  • EVを搭載するには、大きく厚みのあるSUVが最適
  • EVなら、SUV=燃費が悪いを払拭できる

今後バッテリーが劇的に小型化されるまでは、もうしばらくSUVのEV車人気が続きそうです。

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あきばれ歯科経営 online編集部

歯科衛生士でもある「あきばれホームページ」歯科事業部長の長谷川愛が編集長を務める歯科医院経営情報サイト「あきばれ歯科経営 online」編集部。臨床経験もある歯科医師含めたメンバーで編集部を構成。

2021年5月14日「あきばれ歯科経営 online」正式リリース。全国1,100以上提供している「あきばれホームページ歯科パック」による歯科医院サイト制作・集客のノウハウを元に、歯科医院経営を中心とした歯科医院に関する様々な情報を経営に役立つ観点からお届けする。