集患・増患_歯科_経営コンサルティング

「歯科医院経営のコンサルティングってそもそもどのようなことするのか?」、「高額なコンサルティング料金を取られるのでは?」、「本当に効果はあるの?」といった不安を抱えている歯科医院の院長も多いと思います。

本記事では、歯科医院を経営する院長向けに、歯科医院向け経営コンサルティングの内容やメリットを解説します。

歯科医院経営でコンサルティングを受けるメリット

歯科医院の経営でコンサルティングを受けることには、主に以下のようなメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。

  • 問題発見と解決
  • 業績アップ
  • 人材力の発揮
  • 業務改革と効率化

コンサルティングのメリット1:問題発見・解決ができる

歯科医院の院長は多忙ですから、自医院の効率化には目を向けることができても、根本的な問題発見・解決という視点を持つのは難しいのではないでしょうか。

そのような歯科医院が経営コンサルティングを受けることによって、内部の視点では気づけなかった問題が、外部の専門家から見て分かることがありますし、的確なアドバイスを受けられます。

発見された問題の解決策に関しても、経営コンサルタントの数々の経験・知見から、最適な提案を受けられるでしょう。

コンサルティングのメリット2:業績をアップできる

歯科医院の業績をアップさせるには、売り上げやコスト、仕入れ方法などの見直しが必要になることがあります。

売上アップにはリピート施策や自由診療の提案、コスト削減には材料費の見直しやシステム導入、仕入れ方法にはまとめ買いの導入などがありますが、外部の経営コンサルティングを受けることにより、それぞれの項目を最適化する提案を受けられるでしょう。

コンサルティングのメリット3:人材が力を発揮できる

経営コンサルティングは業績アップだけでなく、人材が力を発揮するための提案も受けることができます。

歯科医院に限らず、優秀な人材を採用できるかどうかは経営の重要ポイントですが、歯科衛生士・歯科助手の採用方法に関して確立したノウハウを持っている歯科医院は少ないかもしれません。

その点、外部の経営コンサルティングを導入することによって、採用方法に関するノウハウだけでなく、スタッフのモチベーションを引き出すアドバイスも得られる可能性があります。

コンサルティングのメリット4:業務改革・効率化ができる

業務プロセスのなかから、無駄の発見や効率的な手法を導入する道筋をつけられるのも、経営コンサルティングを受けるメリットです。

仕事の効率化の1つとして在庫管理が挙げられますが、整理、整頓、清掃、清潔、躾といった在庫管理の基本に関しても、コンサルタントから提案を受けられるのではないでしょうか。

歯科医院がコンサルティングを受けられるテーマ

歯科医院が経営コンサルティングを受けられる主なテーマは、以下の4つです。具体的に解説します。

  • 集患・増患
  • 財務・会計
  • 人材採用・育成
  • 設備・システム

集患・増患のコンサルティング

経営コンサルティングの導入によって、立地や同一商圏内で競合する歯科医院の分析などを元に、広告戦略など集患・増患のアドバイスを受けることができます。

歯科医院の集客において、最も影響力のある媒体は「公式ホームページ」という調査結果や、「まずはインターネットで検索する患者が多い」という分析結果も出ています。

特に近年はインターネットを利用する患者向けの対策が重要です。そこで、インターネット集客に詳しい経営コンサルタントから、SEO(検索エンジンで上位化するための対策)やMEO(Googleマップで優先的に表示させるための対策)についてのアドバイスやサポートを受けることができます。

財務・会計のコンサルティング

歯科医院の経営では、以下のように多くの支出が必要です。

【主な初期コスト】

  • 物件取得費
  • 改装費
  • 医療機器の調達費

【主なランニングコスト】

  • 医療機器の減価償却費
  • 医療機器のリース料
  • 医薬品費
  • 歯科材料費
  • 人件費

経営コンサルタントは売り上げやコストの業界基準を知っているため、財務会計上のアドバイスを受けることができます。

特に支出改善で取り組みやすいのは、消耗品の価格比較や在庫管理の徹底(保管場所のとりまとめや在庫管理システムの導入など)、電子レセプトによる紙代の節約、人件費の見直しとされていますが、経営コンサルタントなら個別の歯科医院に沿った提案を行ってくれるでしょう。

人材採用・育成のコンサルティング

歯科衛生士・歯科助手といったスタッフは、歯科医院の運営に不可欠な存在ですがスタッフを採用・教育する難易度は年々高くなっています。歯科衛生士に対する予防歯科の分業化や、歯科助手に対して知的労働を求めるなら尚更です。

自医院のサービス提供の質や効率を高めるには、スタッフのスキルや意欲(やる気)が非常に大切です。医業収入が1億円を超える歯科医院は、積極的に人件費をかけている傾向があり、ヒトへの投資は重要と考えられています。

外部の経営コンサルティングの導入によって、最新のスタッフ育成方法や、人材採用のアドバイスを受けられることでしょう。

設備・システムのコンサルティング

歯科医院の経営では設備・システムの導入もポイントになります。近年は便利なシステムが増えているので、業務効率化のために活用を検討するとよいでしょう。例えば次のようなシステムがあります。

  • 患者情報:電子カルテ
  • 予約情報:予約管理システム
  • 財務管理:財務管理システムや決済サービス

ただしシステムも数が多いので、「どれを選べばよいか分からない」と悩むこともあるかもしれません。経営コンサルティングを受けることによって、数ある設備・システムのなかから、コスト・性能・耐久性などの点を踏まえ、最適なアドバイスを受けられます。

そのため、設備・システムに詳しいコンサルタントに聞くことで、業務効率化の方法が見つかることでしょう。

歯科経営のコンサルタント会社の選び方

歯科医院に対応する経営コンサルタント会社の選び方には、以下の通り3つのポイントがあります。

  • 自医院の困りごとへの対応
  • 経営ステージに応じたコンサルティング
  • 適切な関わり方

対応分野

自医院が、特に困っていることや知りたいと思っている分野に詳しい経営コンサルティング会社を選ぶことが大切です。歯科医院に詳しいコンサルティング会社という条件は必須ですが、集患・増患に強い会社もあれば、人材育成が得意な会社もありますし、システム導入に詳しいところもあります。

自医院が売上アップに特に困っているなら、「集患・増患に強いコンサルティング会社を選ぶ」といったように、対応分野にマッチした会社を選択しましょう。

経営のステージ

歯科医院は経営ステージによっても悩みが異なります。自医院が開業前や開業して間もない段階なら、立地選びや内装・物品、資金調達に詳しいコンサルティング会社がよいでしょう。

開業後に経営を軌道に乗せるには、集患・増患のアドバイスが必要かもしれませんし、歯科衛生士や歯科助手の採用が増えれば、スタッフのマネジメントに関する悩みが大きくなる可能性もあります。

そのような経営ステージに応じたコンサルティング会社を選びましょう。

コンサルティング会社との関わり方

経営コンサルタントの顧客との関わり方は、さまざまです。例えば以下のような関わり方があります。

  • 提案などをまとめる
  • 提案+実行サポート
  • 提案+実行サポート+フォロー

問題解決の提案のみでよければ、「提案などをまとめる」という関わり方で十分かもしれませんが、実行サポートを希望するなら「提案+実行サポート」が必要です。

実行サポート後のアフターフォローが必要なら、「提案+実行サポート+フォロー」に対応しているコンサルティング会社が適していることになります。

このように、自医院が必要とする関わり方を考えて、コンサルティング会社を選ぶことも大切です。

まとめ

歯科医院が経営コンサルティングを受けるテーマは幅広いので、自医院に合った会社を選ぶことが大切です。

例えば売上アップに困っていれば「集患・増患に詳しいコンサルティング会社」、電子カルテや予約管理システムの導入を考えていれば、「設備・システムに強いコンサルティング会社」といった選択肢です。

経営コンサルティング会社との関わり方も、提案・実行サポート・アフターフォローとありますので、目的に沿った最適な経営コンサルティング会社を選ぶとよいでしょう。