歯科助手を採用する5つの方法と求める人材を確保する手順

「なかなか歯科助手を採用できない」「求人を出しても歯科助手の応募が少ない」と悩んでいる歯科医院の院長も多いのではないでしょうか。歯科助手の採用方法にはポイントがあるので、当記事で詳しく解説していきます。

まずは歯科助手を採用する方法としての「専門求人サイト」や「求人広告」などに触れた後、採用を成功に導くポイントとして歯科助手に求める役割の明確化や採用基準の決定方法を詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

歯科医院が歯科助手を採用する5つの方法

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(画像=taka/stock.adobe.com)

歯科助手の採用方法はさまざまですが、代表的な以下の方法についてのメリット・デメリットを紹介します。

  • 専門求人サイト
  • 一般求人サイト
  • 求人検索サイト
  • 求人広告
  • 自院ホームページ

なお、歯科衛生士と同様に歯科助手も売り手市場の傾向があるので、採用方法をしっかり理解して必要に応じて使い分けることが大切です。

歯科助手を採用する方法1.専門求人サイト

歯科助手向けの専門求人サイトに求人情報を掲載する方法です。専門求人サイトは歯科助手が仕事情報を検索するためにアクセスしているので、目に留まりやすく多数の応募が見込めます。

一方、専門求人サイトによっては数万~数十万円の費用がかかるため、その点はデメリットになるかもしれませんが、気軽に利用しやすい採用方法といえるでしょう。具体的な専門求人サイトは以下の通りです。

Quacareer(クオキャリア)

GUPPY(グッピー)

ジョブメドレー

クオキャリア、グッピー、ジョブメドレーのそれぞれが歯科助手求人を扱っていますし、仕事を探している歯科助手にとっても、都道府県や雇用形態などから求人を探しやすくなっています。

メリットとデメリットをまとめると下記の通りです。

メリット:歯科助手の応募を見込みやすい
デメリット:数万~数十万円の費用が発生する

歯科助手を採用する方法2.一般求人サイト

専門求人サイト以外にも、一般的な求人サイトで採用する方法があります。歯科医師や歯科衛生士と違って歯科助手は国家資格のいらない仕事なので、一般求人サイトでの募集も手段の1つです。

一般求人サイトは幅広い層が目にしているので、歯科助手の仕事に興味がある層にもアプローチできます。そのため未経験者採用に積極的な歯科医院に向いている媒体といえるでしょう。

メリットの裏返しになりますが、必ずしも経験豊富な歯科助手の目に留まるとは限らないため、「経験豊富な歯科助手を採用したい」という歯科医院には向かないかもしれません。

メリットとデメリットをまとめると下記の通りです。

メリット:歯科助手に興味がある層にもアプローチできる
デメリット:経験豊富な歯科助手の目に留まるとは限らない

歯科助手を採用する方法3.求人検索サイト

歯科医院のホームページや求人サイトなどに掲載されている求人情報を検索エンジンが自動で取得し、検索者が入力したキーワードに応じて、該当する求人情報を自動表示するのが求人検索サイト(求人検索エンジン)です。

代表的な求人検索サイトには以下があります。

・Googleしごと検索
  ※求職に関するキーワードを入力すると検索結果画面に、求人情報が表示される機能
Indeed(インディード)

一般求人サイトと同じく、さまざまな職種の人間が利用しているため、「歯科助手の仕事に興味がある層に幅広くアプローチしやすい」というメリットがあります。基本的には無料ですが、優先表示させるには有料プランの利用が必要という点には注意が必要です。

なお、実際にIndeedの求人情報を見ると、歯科助手の新卒案件を掲載している医院も数多くあります。

メリットとデメリットをまとめると下記の通りです。

メリット:歯科助手に興味がある層にもアプローチできる
デメリット:優先表示させるには有料プランの利用が必要

歯科助手を採用する方法4.求人広告

インターネットや紙媒体などに求人広告を掲載する方法です。

オンライン広告(インターネット広告)であれば、年齢、地域などで絞り込みが可能なので費用対効果が高く、検索エンジン、SNS、ポータルサイトなどから媒体を選べるというメリットもあります。

他にもオフライン広告としてフリーペーパーや折込チラシなどの紙媒体があり、この方法でも地域を絞り込むことが可能です。ただし紙媒体は運の要素も強く、紙面が歯科助手の目に留まらなければ応募が見込めません。

オンラインもオフラインも広告なので、基本的に費用がかかるという点は、双方に共通するデメリットといえるでしょう。

メリットとデメリットをまとめると下記の通りです。

メリット:幅広い媒体を選べ、地域や年齢を絞り込める
デメリット:広告掲載のための費用が発生する

歯科助手を採用する方法5.自院ホームページ

自院のホームページで歯科助手を募集する方法です。ホームページのコンテンツやデザインが充実していれば、求職中の歯科助手が検索した時に発見されやすく、流入効果を見込めます。

ホームページは複数の写真とページで自院の魅力を伝えることができるうえに、費用があまりかからないというメリットがありますし、ホームページの印象がよければ求人サイトや求人広告など、他の施策との相乗効果も期待できます。

ただしホームページを自作するには手間と時間がかかりますし、業者に依頼すれば一定の費用がかかるため、その点はデメリットといえるでしょう。

広告や求人サイトなどは「攻め」の戦略ですが、ホームページは「待ち」の戦略なので、長期的なスパンで考える必要があります。

メリットとデメリットをまとめると下記の通りです。

メリット:自院の魅力を伝えることができる
デメリット:業者に依頼すれば一定の費用がかかる

歯科助手の採用で成功するポイント

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(画像=milatas/stock.adobe.com)

歯科助手の採用で成功するポイントは以下の4つです。

  • 歯科助手に求める役割を明確にする
  • 採用基準を決める
  • 適切な採用方法を選ぶ
  • 自院の魅力をアピールする

それぞれ具体的に解説していきます。

歯科助手に求める役割を明確にする

歯科助手の業務は、治療の補助以外にも、受付、会計、電話応対、予約対応、備品管理などさまざまです。スキルによってはマネジメントや経営に携わることもあるでしょう。

他にも、自院にカウンセリング能力の高い歯科助手がいれば、患者の不安・ニーズの吸い上げや、自由診療の獲得につながるケースがあるので、歯科助手が活躍するフィールドは広がっています。

そのため採用を考える際は「どのような歯科助手に自院で働いて欲しいのか」「どのような役割を担って欲しいのか」を考えることが大切です。

求める歯科助手像を明確にすることで、迷いなく採用活動を進めることができますし、次に解説する採用基準も決めやすくなります。

採用基準を決める

求める歯科助手像に沿って採用基準を明確化します。具体的には次のような項目です。

  • 上昇志向の有無
  • シフト条件
  • 経験
  • スキル

自院に複数の採用担当者がいれば、あらかじめ採用担当者同士で面接時の質問内容を相談することも1つの方法です。

例えば上昇志向の有無を探るため「志望動機」や「自院を選んだ理由」、「前職を辞めた理由」を質問することで、足りない経験やスキルが明らかになる可能性があります。

そのような質問は面接の場で急に思い付くというよりも、事前に考えることで明確になるため、採用担当者同士の相談は重要となります。

適切な採用方法を選ぶ

前述したように、歯科助手の採用方法にはさまざまな選択肢があるため、欲しい人材に合う方法を試してみることが重要です。例えば経験者採用なら専門求人サイト、未経験可なら一般求人サイトなどの選択肢です。

求める歯科助手像と採用基準が明確になっていれば、採用方法は自然に決まるでしょう。

自院の魅力をアピールする

最後に、自院の魅力を求職者に対してアピールすることが重要です。特に歯科助手は勤務先選びで以下のポイントに注目する傾向があります。

  • 人間関係
  • 働きやすさ
  • 待遇・条件

歯科助手は歯科衛生士に比べて、そこまで勤労意欲が高くない場合も多いので、待遇・条件のなかでも、「休みやすい」「残業が少ない」「福利厚生の充実」といった項目が重要です。

求職中の歯科助手は必ず応募先の歯科医院のホームページを見ますから、好印象になるような情報提供を行いましょう。

そのために自院のアピールポイントを洗い出し、読み手の歯科助手に対して分かりやすく、また目に留まるような訴求を考えてみてください。

まとめ

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(画像=ponsulak/stock.adobe.com)
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歯科医院が歯科助手を採用する方法はさまざまですが、代表的な方法は以下のものがあります。

専門求人サイト 一般求人サイト 求人検索サイト 求人広告 自院のホームページ

どの採用方法が自院に合っているかを判断するには、次の4つの項目を考えるとよいでしょう。

  • 求める歯科助手像
  • 採用基準
  • 適切な採用方法
  • 自院の魅力アピール

なお、歯科助手採用セミナーに参加すると、採用に関する具体的なノウハウを知ることができます。参加は無料、全国どこからでもオンラインで参加できるので、まずは以下をチェックしてみてください。

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