患者さんが歯科医院を選ぶ理由はさまざま。
先生の治療の腕が良いからという方が最も多いでしょうが、なかには「先生の雰囲気が良いから」という理由で選んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
院長先生は、歯科医院の「顔」です。
患者さんは先生の表情や身だしなみをとてもよく観察しています。
どんなに笑顔を取り繕っても、体の不調があれば「顔」に出てしまうため、患者さんに好印象を与えることはできません。
毎日の診療や経営にお疲れの先生方のなかには、「老化」による不調に悩まされている方もいらっしゃることでしょう。
今回は、活力あふれる院長でいるために今からできる「最新アンチエイジング医療」についてご紹介します。
「老化した肌」が与える印象とは?
人は誰しも老いるもの。
しかし、エイジングマネジメントしているのといないのでは、見た目は随分と変わります。
例えば、老化が最も表れやすい「肌」。
男性の肌は年齢を重ねるごとに新陳代謝が低下するため、きめが粗くなり、硬くゴワゴワし、赤黒くなる特徴があります。
女性の場合は、老化による女性ホルモンの減少により、肌の菲薄化が起こり、しわやたるみが目立つようになります。
老化した肌が相手にどんな印象を与えるかご存じでしょうか?
単に「老けているな。」という印象を与えるだけではありません。
ある調査によれば、
- 疲れていそう
- イライラしていそう
- 神経質そう
肌が老化しているだけで、「不機嫌」「不健康」な印象を与えてしまうことがわかっています。
年齢を重ねた人が醸し出す「貫禄」や「知的」な雰囲気は、健康であってこそのものだったのです。
肌ひとつとっても、老化が与えるデメリットが大きいことがお分かりいただけるでしょう。
肌に老化が表れるということは、体内では老化が進行しているということ。
何らかの不調の原因になっているかもしれません。
人に与える印象だけでなく、自身の健康のためにも、老化に抗う何らかの対策が必要といえるでしょう。
健康投資の一環!究極の予防医学「アンチエイジング医療」
老化の進行を遅らせるために、
- 食事の見直し
- スキンケア
- 紫外線対策
- 質の良い睡眠
- 適度な運動
等々、日々の生活で取り組めることはたくさんあります。
ぜひともこれらは、すぐにでも始めるべきです。
ただし、通り一遍のことをしただけでは、進行する老化を何とか食い止めるのが精一杯。
「若々しさ」を手に入れることはできません。
そこでおすすめなのが、「アンチエイジング医療」です。
機能・形態学的な研究によれば、100歳以上の超高齢者の生理的な老化は、一般の高齢者に比べ、バランスが良く進行が穏やかであることがわかっています。
つまり、食生活・運動習慣・ストレスなどの問題が蓄積されることで、病的でアンバランスな老化が引き起こされているといえるのです。
アンチエイジング医療は病的な老化の根本的原因を、生活療法・サプリメント療法・薬物療法・特殊療法等を用いて予防・治療することを目的としています。
「アンチエイジングドック」で老化度や問題点を測定
将来起こりうる病気リスクを予測し、予防法や治療法を見出すためには、現在の体の状態から老化度や問題点を測定し、把握する必要があります。
アンチエイジング医療に取り組むためには、まず「アンチエイジングドック」を受けることをおすすめします。
「アンチエイジングドック」では、一般的に次のような検査を行います。
- 血液の老化度を測定する血液検査
- 動脈硬化進行度を測る血管測定
- 酸化度や糖化度をチェックするAGEs検査
- 細胞の健康度を測る毛髪検査
- 筋肉・体脂肪量検査
- ホルモン濃度測定
- 有害重金属検査
- 骨粗しょう症検査
※医療機関や医師の見解によって検査実施項目は異なります。
このような検査によって現在の「老化度」を調べるとともに、今後の老化を促進する「老化危険因子」を調べます。
そして検査結果を踏まえ、個々に合った予防・治療を進めていきます。
老化のターニングポイントは40代!ぜひ一度老化チェックを
早い方では40代で、老化による何らかの不調が表れ始めます。
多くの女性が悩む「更年期障害」ですが、実は男性にも同じような症状が表れることをご存じでしょうか?
年間1,000万人が「男性更年期障害」に直面しており、40代で発症する方も少なくありません。
頭痛・めまい・記憶や集中力の低下など、生活に支障をきたすほどの不調に見舞われる方もいます。
背骨に関していえば、耐用年数40年といわれる椎間板の変性や傷みが原因で、健康診断に引っかからない程度の不調として症状が表れ始める方もいます。
「アンチエイジングドック」では、これらのような「健康診断で悪いところは見当たらなかったけれど、イマイチ調子が優れない。」というお悩みの原因や改善方法が見つかるケースも少なくありません。
少しずつ体に変性が生じ始める40代。
老化のターニングポイントとなるこの年代で体の老化度をチェックし、進行度を遅らせることができれば、その後の「QOL(人生の質)」向上に大きく寄与します。
アンチエイジングは、早く始めるに越したことはありません。
院長先生方も、いつまでも健康的で若々しくいるための健康投資の一環として、「アンチエイジングドック」を受けてみてはいかがでしょうか?
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歯科衛生士でもある「あきばれホームページ」歯科事業部長の長谷川愛が編集長を務める歯科医院経営情報サイト「あきばれ歯科経営 online」編集部。臨床経験もある歯科医師含めたメンバーで編集部を構成。
2021年5月14日「あきばれ歯科経営 online」正式リリース。全国1,100以上提供している「あきばれホームページ歯科パック」による歯科医院サイト制作・集客のノウハウを元に、歯科医院経営を中心とした歯科医院に関する様々な情報を経営に役立つ観点からお届けする。