知らないと損をする歯科医師の資産運用_山上真司_07

(株)ビジブルのCEOの山上真司です。

私は住宅・保険の営業経験を活かし、現在は資産運用や保険のコンサルタントとして活動しております。

年間150件の新規相談、50回ほど開催しているセミナーでは、金融業界の裏話や営業マンの本音などをお伝えしてきました。

これまで中立的な立場からお客様の問題を解決してきた中で、多くの歯科医師の先生方からご相談もお受けしてきましたが、他の相談と比べても特に「もったいない」と感じることが多くありました。

そこで、今回は相談の多い「住宅ローン」について解説します。

マイホーム購入の際によくあるお金の相談

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(画像=pixta)

相談1 「頭金は入れる?入れない?」

両親に「頭金は多い方がいい」「ローンは組まない方がいい」と言われ、結局どうしてよいのか分からず悩んでいるというのは、よくある相談の1つです。

もちろんご相談者ごとに異なりますが、損得だけで考えると原則「頭金は必要最低限」になります。

子ども世代と親世代とは経済状況が異なるからです。

親世代のころ、住宅ローン金利が8%超の時代がありました。

例えば借入額1000万円/金利8%/35年返済だと、返済総額は約2983万円です。

要は借りたお金の3倍返さなくてはいけない時代です。

親は「頭金貯めておきなさいね」という訳です。

一方、現在の変動金利は約0.4%です。借入額1000万円/金利0.4%/35年返済だと、返済総額は約1071万円です。

あくまでも金利が一切変動しないという前提のシミュレーションではありますが、1000万円を35年借りて、約71万円の利息で済む時代です。

要は、頑張って1000万円の頭金を用意しても「約71万円しか得しない」かもしれないということです。

従って、「頭金は最小限、住宅ローンは最大限」という選択肢も考えてみてください。

そうすることで様々なメリットが出てきます。

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(画像=pixta)

メリット1:住宅ローン減税で支払利息以上の節税効果がある?

住宅ローン減税は、住宅ローンを組んで住宅購入した方が、所得税・住民税の節税になる制度です。

支払う税金額からダイレクトに税額を減らせる制度なので非常にメリットがあります。

現在の金利水準で考えると、支払利息より節税額のほうが大きくなります。

従って住宅ローン減税だけ考えても、住宅ローンを組んだほうが得になります。

しかし、住宅ローン減税にも上限額があります。

融資額によっては夫婦でそれぞれローンを組むなど、最適な住宅ローンの組み方が異なってきますので注意が必要です。