一流シェフが腕を振るうレストランでのディナーも素敵ですが、たまには肩肘張らずに食べられる庶民の味が恋しくなるもの。
そんなときは、ご当地B級グルメがおすすめです。
B級グルメの祭典「B-1グランプリ」が行われるようになり、瞬く間に全国に知られるようになったご当地B級グルメ。
各都道府県にそれぞれ、気軽に美味しいものを食べられる、リーズナブルで庶民的なお店があります。
「変わらないご当地の味」を楽しめるB級グルメを食べに、お出かけしてみるのはいかがでしょうか?
1.レトロな港町で味わう【門司港焼きカレー】
明治から昭和初期の建物が残り、趣ある雰囲気が漂う、門司港。
かつて貿易港として栄えたこの辺は多くの洋食店が立ち並び、いつしか東洋と西洋が混在した「ハイカラメニュー」が誕生するようになりました。
その1つが「門司港焼きカレー」です。
参照:BEAR FRUITS
門司港周辺には焼きカレーを提供するお店が20件以上もありますが、そのなかで人気のお店が「BEAR FRUITS」です。
こちらのお店では、シェフが厳選した21種類のスパイスを使用。
素材は長期熟成し、手間暇かけて野菜と果物をじっくり煮込んでいるため、食べた瞬間カレーのコクと甘みが口いっぱいに溢れます。
門司港駅から徒歩3分とアクセス抜群ですので、福岡観光の際に足を運んでみてはいかがでしょうか?
BEAR FRUITS本店 福岡県北九州市門司区西海岸1-4-7(門司港駅から徒歩3分)
2.青葉おでん街で食べたい【静岡おでん】
「静岡おでん」は、秘伝の出汁を継ぎ足して煮込むため具材が真っ黒で、1つ1つ串に刺さっているのが特徴的。
青のりやだし粉をかけていただく、静岡県民が愛してやまないソウルフードです。
参照:旅籠屋
静岡おでんを食すなら、「青葉おでん街」に行くのがおすすめ。
JR静岡駅の西側には、昭和通りを挟んだ両サイドに「青葉おでん街」と「青葉横丁」があります。
ここはメディアでも人気のグルメスポットで、本場静岡おでんを味わうことができる場所なのです。
静岡おでんの文化を教えてくれるところ、目の前で調理してくれるところなど、お店によって雰囲気もおでんの出汁も異なりますから、いくつかの暖簾をくぐってハシゴしてみるのもおすすめです。
青葉おでん街 静岡県静岡市葵区常磐町2-3-6(静岡駅から徒歩15分)
3.漁業の街の素朴な味わい【魚うどん】
日本有数のマグロやカツオの漁獲高を誇る宮崎県日南市。
漁業の街として知られているこの地域には、先人の知恵によってできた郷土料理「魚うどん(ぎょうどん)」があります。
参照:霧島酒造株式会社
戦時中に小麦粉が不足する中、豊富に獲れるアゴ(トビウオ)などの魚のすり身と片栗を合わせ、うどんに見立てたのが「魚うどん」の始まりです。
現在は、魚のすり身に卵・塩・少量の片栗子を入れて作るのが主流となっています。
すり身でできた麺からは濃厚な魚介の出汁が出て、使う魚によって味わいはさまざま。
煮込んでも伸びることのない、やわらかく喉越しの良い素朴な麺が特徴です。
戦後平和になり、しばらく食されることがなかったそうですが、懐かしい味を再現してみたところ、老若男女に人気が出たそう。
魚うどんは日南市漁協内市場で開催される「港あぶらつ朝市」をはじめ、油津の飲食店で食べることができます。
先人たちの生きる知恵が詰まった日南市の郷土料理、ぜひ一度ご賞味ください。
日南市漁協内市場 宮崎県日南市石河588-129
4.インパクト大!でも美味しい【糸魚川ブラック焼きそば】
ご当地B級グルメは、昔から親しまれてきた郷土料理だけでなく、町おこしの一環で新たにつくられたものもあります。
新潟糸魚川市では「この地域に名物料理はない。」の一言をきっかけに、噂のB級グルメが生まれました。
参照:月徳飯店
糸魚川で新たにつくられたB級グルメとは、真っ黒な麺が特徴の「糸魚川ブラック焼きそば」です。
いかすみパスタの二番煎じでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ところが、イカ墨の旨味をしっかりと味わえる「焼きそば」なのです。
糸魚川ブラック焼きそばのルールは、糸魚川で獲れたイカを使うこと・イカ墨を使うこと・中華麺を使うことの3つだけ。
薄焼き卵と紅ショウガを添えているところ、鰹節に目玉焼きと、各店がオリジナリティ溢れるブラック焼きそばを作っています。
糸魚川ブラック焼きそばが誕生して10年。
地元のソウルフードとして馴染んできた味を、糸魚川の人気料理店で味わってみてはいかがでしょうか。
月徳飯店 新潟県糸魚川市大町2-5-18
5.一度食べたらやみつきに【愛媛じゃこカツ】
愛媛のご当地グルメといえば「じゃこ天」ですが、最近は「一度食べたらやみつきになる!」と、「じゃこカツ」が注目を集めています。
参照:旅ぐるたび
愛媛県宇和島近海で獲れるホタルジャコをすり身にして揚げた「じゃこ天」。
一方「じゃこカツ」は、すり身に人参・ごぼう・玉ねぎ・スパイス数種を合わせ、衣をつけて揚げたものです。
野菜を混ぜ合わせることで甘みが増し、ちょっぴりスパイシーでサックサク。
じゃこ天独特の臭みを全く感じません。
まるでお総菜屋さんのメンチカツを食べているようで、「もう一個食べたいな。」と思える美味しさです。
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歯科衛生士でもある「あきばれホームページ」歯科事業部長の長谷川愛が編集長を務める歯科医院経営情報サイト「あきばれ歯科経営 online」編集部。臨床経験もある歯科医師含めたメンバーで編集部を構成。
2021年5月14日「あきばれ歯科経営 online」正式リリース。全国1,100以上提供している「あきばれホームページ歯科パック」による歯科医院サイト制作・集客のノウハウを元に、歯科医院経営を中心とした歯科医院に関する様々な情報を経営に役立つ観点からお届けする。